そのプラス思考、まちがってません?!

先日、

あるキャリア女子とのセッションで

プラス思考、ポジティブシンキングについて、

誤解があったので、

今日はそれについて少し…




ネガティブなとき

たとえば、心のどこかで

後ろ向きに考えたり、落ち込んだり、

辛かったり、しんどかったり、腹が立ったり、

マイナスな感情を感じているとき、



傷ついたり自分を責めたりしている

潜在意識の隠れた自分を

置き去りにして

元気に明るくポジティブに振る舞う




……というのは

結局のところあまりうまくいきません




一旦その場はうまくいったとしても



潜在意識に隠れた自分は

顕在意識のあなたに

気持ちを汲んでもらえず

我慢を強いられ

ストレスは溜めてしまいます




例えば、

怒らない人になる、

大人になる、精神的に成熟する、

器の大きな人になる

ということを


“我慢の効く人になる”

ということだと誤解してる人もいるようですが



いえいえ、まったく違います!



我慢強くなることでも

我慢できるキャパシティを

広げることでもありません!




人を許し、認める

というのは



文句を飲み込んで許す、とか

自分が折れて許してやってる、とか

ではありません!





それでは、

本当に許したことにはなりません







心の奥のどこを探しても

怒りも文句も嫌な感じ1つない

というの状態を

“許した”というのです






同じように

ポジティブシンキング、プラス思考というのも



心のどこかで

ネガティブな自分を(あるいは他人を)

批判したり罰したり、

押さえ込んだりしているなら



それは、本当にポジティブとは

まったく言えません!






もし本当に

ポジティブになりたかったら



ポジティブな方の自分も

ネガティブな自分も

全部受け容れること!



そんな自分を許すこと!



許して、かつ浸りこまないこと!





ちなみに怒らない人になるためには

人生のステージアップが欠かせません

そのお話は長くなるのでまたの機会に…





どちらにしろ

自分のことは自分では見えにくいから

1人でやらないことです



擦り傷の手当ては自分でできても

内部の手術は自分でするもんじゃありません(笑)



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