コロナの後、活きる人ーダメになる人

『感染対策は100人中99人が完璧に実施しても

残りの1人がやらなければ0になる。』

 

という、感染症の専門家の方のお話を

医療関係者の方がシェアされていました。

 

世界中がコロナ騒ぎで

東京でも働き方だけでなく

毎日の生き方改革を余儀なくされています。

 

本当は今、求められているのは

きっと、生き方や価値観の改革なのかもしれません。

 

自分を守るだけではなく

『みんなを守る』

 

全員が意識を変えていかなければいけません。

 

もしかしたら

食料や日用品を備蓄しているし

都市封鎖になっても自分は準備万端!

と思うかもしれません。

 

しかし、

『他の人々』が安全でなければ

あなたも困ることになります。

 

たとえば、

電気や水道が止まらないのも

電話やネットが繋がるのも

誰かが日々メンテナンスしてくれているからです。

 

お店やネットでモノが買えるのは

物流や販売をする人が元気で働いているからです。

 

農家だって、漁師だって、

元気に働く人たちがいるから

私たちは食べるものに困らず

生活することができています。

 

元気に工場で働く皆さんのおかげで

身の回りのものが使えています。

ペンや本、パソコン、ケータイ、家電、車、

衣服や日用品だけでなく

包装や袋が生産されないと

食品がスーパーに並びません。

 

電車やバスの交通網も、ガソリンの供給も

全て誰かの仕事で成り立っています。

 

「自分には関係ない」と思える人ほど

気をつける必要があります。

 

今、元気なあなたが

もしかして気づかずに

ウイルスを運んでいるかもしれません。

 

ウイルスを広げて

人に害を与えてしまうことができるのです。

 

自分の体調だけでなく

周りを助けると思って

ぜひ行動を選択してください。

 

そうやって、

日本がうまくこの危機を乗り切ったら

万々歳! 

 

……ではありません。

 

その後に来るであろう

アフリカや、小さな国々の危機。

小さく貧しい国々では

先進国よりずっと簡単に

命が危険に晒されるでしょう。

 

豊かで恵まれた私たちが

先に危機を乗り越えたその経験と知識を

世界のために使う番です。

 

その時、日本や世界の経済が疲弊して

ヨレヨレになっているなら、

是非、いろんな国のいろんな人たちを

助けるためにビジネスを展開し、

もちろんフェアトレードで

たくさん潤って

豊かさをわかち合って欲しいと思います。

 

世界中、みんなで協力して

新しい生き方・関わり方を選択することで

この危機を乗り切り

あたらしい地球を始められる気がします。

 

タレントの志村けんさんが亡くなられました。

教えのために亡くなった訳ではありませんが

彼の死を無駄にせず

一人一人が学び取り、生きるために活かすことが

一番のお悔やみになるかと思います。

 

我慢をして耐えるだけでなく、

辛い時ほど、

次に困るであろう人たちのために

できることをやっていく。

 

そんな人類が

アフターコロナの時代には

期待されているのです。