先日、ご近所さんに誘われて
そば打ち体験をしてきました
お取り寄せしていただいた
挽き立てのそば粉を測って
美味しい水を測って
準備しました
そば粉の種類はもちろん
気温や湿度、そば粉や水の温度や質などでも
入れる水の量やタイミングが違うそうで
最終的には、
見た目や手の感覚で判断するそうです
先生が最初に打って水の量などを確かめてくれました
そしていよいよ、生徒たちの番!
私を含め、3人の生徒が同じ分量・条件で
そばを打ちました。
3人とも、全く同じ材料・分量だったのですが
できあがりは、味も見た目も全部違うのです!
とっても個性が違う、3つの蕎麦ができました。
香りも色もしっかりのもの
上品なもの
コシのしっかりしたもの
みんなで試食をしたら、好みが別れました
私はちょっと太めにカットされたものが
そば粉の風味が強くて
好きだな~ と思いました。
一番細くてなめらかで更科っぽく白い(同じ粉なのに!)のが
好きな方もいらっしゃいました。
で、思うんですけどね。
他の料理でもそうですが
そばって特に
上手か、下手か
正しい打ち方かどうか
正解か不正解か
みたいな物差しで判断されることが多い気がしますが
私は、食べ物って
好き嫌いでいいんじゃないの?!
って思います。
美味しい、と感じる舌は
みんなちがう。
世界中の人が
こしひかりが美味しいお米だと
感じるわけじゃないでしょう
食べ物だけじゃなくて
ファッションも
インテリアも
性格も 個性も
コミュニケーションスタイルも
なんでもかんでも
教科書があって
マニュアルがあって
正しいか、間違っているか
良いか、悪いか、
上手か、下手か、って
基準で評価されるけど
本人たちがいいなら
ええんちゃうの!
他人の基準の物差しで
成功しても
幸せって感じるかどうかは
自分オリジナルのセンサー
みんなそれぞれセンサーが特殊なんだから
これが幸せってのも
自分次第でええんちゃうの!
そんな自分基準を
大切にして生きられたら
幸せ感、感じまくりなんちゃうの!!
と、思う、猛暑の夜でした。