結婚を躊躇する 男の潜在意識2

これまでのお話はこちら

 

まず初めのカード

【遠回り】の意味ついて

 

 

単語だけ取り出すと

いろいろな解釈ができますよね

 

たとえば

 

・遠回りを止めた方がいい

 

・仕事についてもっと

遠回りした方がいい

 

・結婚についてもっと

遠回りした方がいい

 

・遠回りしてみると

わかることがある

 

・仕事は結婚を避ける

無意識の口実、気付かずに

遠回りしている

 

・迷うこと自体が遠回りだ!

迷わずススメ!

 

 

など、同じ言葉でも

読み方によって

意味が正反対に

なってしまいます

 

 

彼の潜在意識と繋がってみました

 

 

 

 

「もし、今の仕事をすることが

何かを遠回りすることになっている

と仮定したら

あなたは何を避けてますか?」

 

 

直感で答えて貰うように言うと

 

 

彼は、『あ・・・』と

何か思い出して

しばらく固まっていました

 

 

どうやら

潜在意識に隠れていたものが

浮上してきたようです

 

 

「そういえば

最初に就職したとき

営業に配属されて

必要なスキルが積めると思って

うれしかったんです」

 

 

「もう忘れてましたけど

上京したての頃、

地元のS県の産業を

活性化したり

東京で売れるように

ルートを作ったり

S県のいいところを

もっともっと紹介したり

地元に恩返しできるような

何かできないかな

って考えてたんです

 

 

何も具体的じゃなかったし

もうほんとに

忘れてたんですけど』

 

 

「なるほど

じゃあその頃は

いつか地元のための

仕事をしたいと思っていて

 

それに役立つ営業スキルが

積める仕事に就けた

と思ってたんですね

 

なのにいつの間にか

会社での営業だけになっていた

ということですね」

 

 

「じゃあ、地元のためのビジネスが

本来やりたいことで

今は遠回りしているかもしれない?

ということですか?

 

と私は訊いてみました

 

 

『・・・』

有田さんはだまったままです

 

しかし

彼はカードに書かれたものを見て

潜在意識と対話することになり

深く深く隠されていた本心に

自分自身で気付いたのです

 

 

 

二枚目のカードを

引いてもらいました

 

 

【貪欲】

 

「それでは

次に出たカード

【貪欲】ですが・・・」

 

 

私がしゃべり終わらないうちに

有田さんが話し始めした

 

 

『今の仕事は結構稼げるから

 

 

自分の金欲のために

辞められないのかもしれません

お客さんの為にと

自分の天職とかじゃなく

自分のお金のために

やってるんです

 

自覚あります

俺は貪欲なんです

ずるいんです』

 

 

 

辞められないのは欲のせい

という言い方をされるなら

 

 

きっと

これは本来の仕事ではないという

 

感じがどこかに

あるのでしょうか

 

 

 

次のカード

【恩恵】について

彼の潜在意識をみると

 

彼は恩恵とまったく

繋がっていないように感じました

 

 

 

降り落ちてくる

恩恵を受け取らず

 

運に頼らず

自分の両手で

がっしりハンドルを持って

制御してやってきたように見えます

 

 

 

「恩恵という言葉を聞いて

どんな感じがしますか?」

そう訊くと

 

 

彼は言葉を選んで

ゆっくり答えました

 

 

つづく

 

実は、殆どの人が

幸運もラッキーも

拒んでブロックしている?!

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