怒りの感情の取扱書ー経営者も困ってる⁉2

これまでのお話はこちら



さて、怒りの取扱書 実践編です




①ぶつけない





最初にお伝えしたように



心理学的に・潜在意識論でも・引き寄せの法則でも







あなたが本当に怒ってる相手は







目の前の事件の



その相手ではありません







それを相手のせいにして




怒りぶつけてしまうのは



成熟した態度ではありません








はっきり言って子どもっぽい!








感情をあらわにしようが


抑えて話そうが







文句を言ったり



なじったり



怒鳴ったりするのは







自分はスッキリするかもしれませんが



相手には全く迷惑です








あなたを尊敬するどころか



全く逆の効果をもたらすでしょう







あなたのチームは



心を閉ざし



機能しなくなります







相手の反省を促し



これからの行動を改善させたいなら







怒りをぶつけることなく








短い時間で



用件だけ伝えましょう







ドッジボールじゃなくて



デッドボールじゃなくて



投げたボールを



ちゃんと受け取ってもらわなくては



あなたの意図は伝わらず



改善は見込めません







ぶつけるんじゃなくて



受け取りやすいように



そぉ~っと渡すのです!







相手が素手なのか



グローブを持っているのか



どこに構えているのか



見極めてそ~っと投げる







どんな球を相手が



受け取りやすいのかわからなければ







相手の手を取って



手渡しするのです








誰でもできることじゃないかもしれません








でも、そうしたほうが



きっとうまくいきます







②あれもこれも広げない



一つ腹が立ったからといって



あれもこれも持ち出して



広げてはいけません





例えばもし



時間に遅れたことを叱りたいなら







時間を守ることを伝えましょう









普段愛想が悪いことや



声が小さいことや



運動神経が鈍いこと







昔のこととか



義両親のこととか







仕事が遅いこととか



ミスが多いこととか









ついでに



他の何かを持ち出してはいけません











そしてなにより





性格や性質に言及するのは



絶対にダメです











それは効果がないだけでなく



相手の心にダメージを与える



パワハラです









その人は



人間的にダメな人なのではなく



間違ったことをしただけなのです












being を咎めるのではなく





doing を訂正しましょう









性格が間違っている



のではありません







正確が悪い



考え方が間違っている



と思っても



それは



あなたの価値観から見て



ということです









相手が



わが子でも、部下でも



性格を変えようとするのは



絶対やめてください











他人が何かをしたからといって





誰かの性格を変えることはできません







ただただ、心の中に



自分をダメだしし否定する考えがうまれ



自信とやる気をなくします






あなただって、他人に何か言われて



何かされて



性格を変えられるのは




嫌でしょう?!






あなたの同意なしに



あなたの性格を変えるなんて



そんなの無理でしょう?!








本人が



”変わりたい!”思って初めて





性格は変えることができます





それでも、簡単ではありませんが・・・









実は、



他人の性格や性質を








いいとか悪いとか



直したほうがいいとか



とやかく思うのは








相手の問題ではなく



とやかく思ってしまう



あなたの潜在意識に



原因があるのです







なぜなら相手は



あなたの鏡でしかないのです



つづく

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