間違ったマネジメントでチームがバラバラに2
これまでのお話はこちら
皆さんの中にも
部下が言うことをきかない
マネジメントがうまくいかない
という経験はありませんか?
人の問題は
もちろん、そこに関わる
人の性質や状態にもよります
彼の場合は
3つの大きな間違いがありました
何年もの間
それぞれのステージでで
セッションを受けていただいていますが
この時期の酒井さんの相談は
主にチームのことでした
「あいつらは部下なのに
仕事も解ってないのに
なぜ上司の私の指示に従わない?!」
酒井さんはストレスで
本当に疲れていました
もし
あなたが責任者として
結果を出さないといけないチームで
チームのメンバーたちが
自分の言うことを聞かず
好き勝手をしていたら
あなたはどう感じますか?
どういう対策を立てますか?
酒井さんは
チームでミーティングを開き
朝礼をするようにしました
チームメンバーには
毎日の日報を課しました
しかし
取引先などに外出する人もいて
朝礼もミーティングも
なかなか全員揃いません
日報も何日かまとめて提出されます
酒井さんが計画した
段取り通りにはいかず
チームが制御不能になっていました
それでもメンバーは
売上は作ってくるので
会社としては文句なく
様子をみているようでした
酒井さんは悩みました
「自分は要らないんじゃないか
お飾り上司、というより
かえって邪魔なんじゃないか」
「上司なのに、次期社長なのに
全く尊敬されていない」
「自分はやっぱり
人の上に立ったり
人を率いていくのは
向いてないんじゃないか」
社長の娘婿
次期社長
という立場からも
酒井さんは
会社や部下の愚痴を言うわけにもいかず
奥さんに泣き言を言って心配させるわけにもいかず
相談できる相手もいませんでした
彼は大きな責任を背負いながら
がんばっていました
メンバーを
どうマネジメントして
部を運営していくのか
どうやったら
このマイペースな人たちを
コントロールできるのか
企画部長の
1つ目の間違いは
一人の人としてではなく
企画部長として
次期社長として
常に社員に接し
理想の姿で
あろうとしたことです
理想の管理職
理想の経営者
彼は
自分と違う人になろうとしたのです
笑いをとって人を楽しませる
陽気なマスコットキャラを封印し
尊敬される
威厳のある
リーダーを目指したのです
人は、肩書があれば
尊敬し、従うのありません
威厳があるから
ついてくるものでもありません
威厳や肩書、権力
などで人を従えたとしても
陰で何を考えているかは
別の問題です
表面上従順な部下でも
腹の中で別なことを考えているようでは
組織のベクトルを合わせ
最高のパフォーマンスを
発揮するのは難しいでしょう
人がリーダーを尊敬し
ついてくるのは
究極的には
リーダーの魅力
人間力次第です
酒井さんは
人をまとめ、笑わせ、元気付け
かわいがられる才能があったのに
それを封印して
威厳のあるボスになろうとしました
それでは
彼の魅力は台無しです
では何をすればよかったのでしょう?
自分を活かしたリーダーになるとは?
つづく