本当の夢から逃げていた理由

私が藤枝さんに提案したのは

 

自分がなりたい自分に
なっていく
生きたい生き方で
輝いて毎日を生きる
ということでした

 

 

二級建築士になったのに

魔法のおうちを設計する！
という元からの夢に
なぜ10年も近づいていかなかったのか

 

設計事務所を経営するのに
一級が必要ならば
なぜ今までチャレンジしなかったのか

 

それは心のブロックが
潜在意識に大きく陣取って
邪魔をしていたことに

彼女は気づきました

 

やりたい仕事をできていなかったのは
チャンスでも能力でもなく
メンタルブロックのせいだったのです！

 

 

彼女は毎日ワークをこなし
着実にクリアリングを進めました

 

少しメンタルブロックが外れてきて

自分の可能性を信じてもいいと
思えるようになったころ

 

藤枝さんは
ドキドキしながら
理想の魔法のおうちの
図面を書き始めました

 

実際にある土地の図面に忠実に
建築条件やコストも考慮して

書いてみました

注文が入ったわけではありません

 

練習のために

なりたい自分に近づくために

自分の理想を画にするという

行動を始めたのです

 

すぐに迷い、自信を無くさせる

心のブロックを

クリアリングし続けながら

 

いろんな土地に
いろんな条件で
次々と設計をし、図面を引いていきました

 

実際に建物が建つ予定はないものの
二次元の図面を引きながら

リアルな空間、壁紙も家具も

そこで巻き起こる家族の生活

生活の音、飛び交う色

元気な笑顔もイメージしながら

図面に起こしていきました

完成予想のカラフルなパースも描きました

 

実際の土地の建築条件や
想定予算を守って書くので

魔法のおうちは現実の物件のように
少し妥協する部分もでてきました

 

でもそれも含めて考えるのが
楽しくて楽しくて
毎日が充実してきました

 

職場でも

毎日楽しそうにしている藤枝さんに
ワクワクする仕事の話がやってくるまで
そう長くかかりませんでした