人生最悪の時期の乗り越え方4
仕事をがんばって成功してきたのに
突如問題が次々に押し寄せてくるお話
これまでのお話は
その1
その2
その3
松原さんが
このような自己概念を作り上げたのは
ほんとに小さな子どもだった頃
大好きなお母さんを
笑顔にしたかったのに
できなかった
お母さんを助けたくて
でも助けられなかった
お母さんを助けられない
家族を助けられない
自分は役に立たない
と自分を評価し
決めたのです
こんな自分はダメだ
もっとがんばらないとこの自分には価値がない
自分は邪魔だからがんばって良くならないといけない
信念を刻み付け
そして
それから
ず~~~~~~っとがんばってきたのです
能力がグンとあがっても
できることがものすごく増えても
たくさんのことができるようになっても
何があっても負けないくらいタフになっても
もう充分すばらしくなったと思える日も来ず
この信念を書き換えることはありませんでした
今も心のどこかで
がんばって役に立つ自分を
証明しなくてはいけないのです
自分のすばらしさを証明できるように
会社でも問題を引き寄せているのです
みんなが問題を起こせば
自分がどれだけがんばっているか
どれだけ優秀で役に立つ人間か
証明できるではありませんか!
今のままの潜在意識では
”楽チン”や”スムーズ”、”ヒマ”
”順調すぎてやることがない”
などを引き寄せるはずがありません
潜在意識はその能力を発揮して
松原さんが対処すべき(=有能さを発揮できる)
問題を作り出しているのです
社内の問題が起こる前に
本当によく観察していても
まったく前兆がなかったといえるでしょうか?
息子さんのことも
奥さんの気持ちも
そのサインに気付くこともできたはずです
松原さんの潜在意識は
そのサインをスルーしたのです
問題を対処する能力を発揮するために!
・・・と信じても信じなくてもいいのですが
そういう風に捉えることで
現実を変えることができました!!!
私は宿題ワークを3つ出し
松原さんはそれに取り組み始めた週末には
もう第一弾のいいお知らせが届きました
その後、自分自身を変えることは
そう簡単ではありませんでしたが
松原さんはほんとうによくがんばりました
いままでのがんばりとはま~~~ったく違う方向で!
そして
その後どうなったかというと
・・・
先月は夫婦で海外旅行にいってきましたと
お土産をいただきました
夫婦の関係は
まったく変わりました
奥さんと過ごす時間、話す時間が増え
奥さんについて改めて発見することが多くて
なんだか新鮮なんだそうです(^^)
仕事の方は
とにかくいろんなうれしい要因が重なり
問題が一つ一つ、手を離れたり解決したりで
今は、更に肩書が増えたそうですが
時間的には以前より余裕があり
少し収入が増えたそうです
部下や他部署との関係も
まったく変わってきて
年下のメンバーにランチに誘われると
うれしそうに話されていました
新しいステージで
新しいやり方で
前に進んでいらっしゃるようで
私もとてもうれしいです
※もちろん潜在意識には個人差があります