人生最悪の時期の乗り越え方2

仕事をがんばって成功してきたのに
突如問題が次々に押し寄せてくるお話 
これまでのお話は  こちらからどうぞ

 

松原さん(仮名)はおっしゃいます

「どんなに振り返っても

自分はずっとがんばってきました

いつも一生懸命仕事をして

はずかしくない給料を稼いできたし

家族に不自由のない生活をさせていた

 

息子だって大切に育てたし

やりたいことは野球でも英語クラブでも

なんでもやらせてきました

 

大学だっていくつも受験して

自分で選んでしたくせに

何が気に入らないのか・・・

 

何が気に入らないんだ!

 

俺の何が悪いんだ!

 

何が間違ってるっていうんだ!

 

一生懸命やってるのに

なんでうまくいかないんだ!

 

どうにかしてください!

 

怒ったり泣きべそをかいたり

もう大変です

 

松原さんの名誉のために

念のために言っておきますが

会社でも、ご家庭でも

泣き言を言ったりしていません

 

1対1のコンサルティングだから

自分の弱みに向き合ってらっしゃるのです

 

実は

バリバリ仕事をしてきた

優秀な方ほど

松原さんと同じ

こういう状態が、ある日突然発生します

 

がんばってるのに

イマイチうまくいかない

もっとがんばっても

やっぱり問題が起こる

対処に追われているうちに

問題が次々起こる

なんでかわからない

幸せを感じている暇なんかない

 

あとどれだけがんばったら

幸せになれるんだろう・・・

 

男性でも女性でも

この状態がやってくる

「時期」があります

 

この「時期」がやってくると

がんばった分だけの達成感が感じられず

砂を噛むような感じを味わったり

死んだような感じを味わったり

文字通り、死にたくなる人もいます

なにもかもうまくいかなくなり

いろんなものがぶち壊され

生きる意味を見失うのもこの時期です

 

ここには

潜在意識に隠れた要素が

関係しています

 

意志の力=顕在意識の力では

どうにもならないのです

 

潜在意識に隠れたもの

それはもちろん

人それぞれですが

 

次のステージへ移るのを怖れている

というのは

共通しています

 

ステージが変わるとき

今までのやり方は

何一つ通用しなくなります

 

たとえば

新入社員の頃

会社や先輩の愚痴をいいながら

酒を飲んだことはありますか?

後輩ができる頃には

そのころと考え方も行動も

変わったのではありませんか?

 

もっと昔で言えば

親に文句ばかり言ってた青二才が

成人して社会人になったとたん

自分で自分を養って

自分で責任をとらなくてはいけなくなったとき

考えを変えて、やり方を変えたはずです

 

さらにもっと昔

長男長女だったみなさんは

下の兄弟姉妹が生まれたとたんに立場が変わり

一族の愛されるマスコットから

なんでも最初を下の子に譲る

お兄ちゃん、お兄ちゃんの座に

座りなおしたことがあるでしょう

 

ステージが変わると

考え方も、やり方も、全てまったく

変えなければいけません

 

そして

砂漠で砂を噛むような「時期」に来ている

がんばってきた人は

(まだまだがんばり足りないと反論する典型的態度をまずやめましょう(笑)

 

今までステージを上げてきた

どのタイミングの時より

ずっとずっと大変な曲がり角に来ているのです

 

人生でいちばんドラスティックな変化を求められています

 

次のステージへの怖れ

今の考え方もやり方も

何もかも手放して

違う価値観を受け入れ

まったく新しい幸せを感じることへの怖れ

 

すべて

潜在意識がカギを握っています

人それぞれの潜在意識

でも、カギがわかれば、だれでも超えていけます

 

 

 

進んでしまえば

いまの大いなる悩みも

若気の至りと笑って話せるようになります

 

 

潜在意識と対話することが

更なる幸せな成功への抜け道です

つづく

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