感謝が人間力を高める

感謝は、自分を許し、人を許し、人間力を高める働きをする

あなたがもし、

嫌な気分を味わっているときは、

感謝どころではないでしょう。

例えば大切な日に電車が遅れた、

渋滞に巻き込まれた、

レジの列に割り込まれる、

上司が自分の企画を大して検討もせずに切り捨てた、

頑張っているのに評価されない、

わかってもらえない、

暴言を吐かれる、

そして感謝されないなど、

あなたは少し気分を害し、

イライラしたり怒ったり、不機嫌に黙るのに

十分な理由があるかもしれません。

しかし、そういうときでも、

感謝に目を向けることはできます。

 

電車が遅れてイライラするのは、

普段たいてい時刻通りに

電車が来ているからに他なりません。

もしいつもめちゃくちゃに遅れる路線なら、

あなたは時間通りにくるなんて期待はしていないし、

怒るよりもそれに合わせて

スケジュールしていることでしょう。

そもそも、誰かが電車という発明し、

電気を通し、運営・運行してくれているので、

数百円で何kmも、あなたはじっとしたまま

移動することができるのです。

それは感謝に値すると思いませんか?!

 

子どもが言うことを聞かないのは、

反抗できるくらい(高熱を出したりせず)

元気があるということ。

亭主の帰りが遅いのは、

少なくとも毎日働いてくれているということ。

 

怒りを抑えて我慢するのではなく、

感謝に意識を向けることで、

怒る必要がなくなります。

小さなことでイライラすることなく、

困った状況や被害にあっても

心穏やかに対処できるのです。

つまりそれは、器の大きさ、

人間力を高めるということにつながります。

人間力を高める感謝のレッスン

コメントを残す