意欲を高め、パフォーマンスを上げる簡単メソッド
管理職になった方が
リーダーシップを学ぶとき
かならず出てくる基本的なメソッドの一つに
「アクノレッジメント=承認」という手法があります。
部下の自発性を促し、モチベーションを高め
パフォーマンスを上げる効果があるとして、
私も、リーダーの方にはよくお伝えしています。
「アクノレッジメント=承認」とは
部下の存在や変化、成長などに気づき、
認め、言葉で伝えることです。
まずは、相手を「認める」こと。
上司の方から挨拶をする。
相手の名前を呼ぶ。など
相手の存在を尊重し、認めていることを伝えます。
相手を褒める場合も
成果や、良い悪い、上手下手など
価値判断で褒めるよりも、
相手の変化や成長に気づき
事実を言葉に出していくことが大切です。
このとき、
部下の立場から見れば
上司は、自分を認め、尊重し、
変化に気づき、承認してくれる存在です。
上司への信頼も
やる気も高まるでしょう。
部下が本人のためのみならず
組織や上司である自分のために
がんばってくれる……
「アクノレッジメント=承認」によって
そんな上司-部下の関係も
夢ではないかもしれません。
さて、詳しいお話は別の機会に譲るとして
みなさんは
自分自身にどれくらい
「アクノレッジメント=承認」していますか?
それとも
「ダメ出し」の方が多いですか?
たとえば
ダイエットや英会話の勉強が
続かなかったことをがっかりするより
それを始めた自分をアクノレッジメントしてください。
失敗の経験ではなく
成功の経験として記憶することが
成功の秘訣です。
失敗の記憶として潜在意識に保管されてしまえば
次に始めるのは億劫になるかもしれません。
始めることに躊躇してしまえば
それが成されることも遠ざかります。
逆に、喜びの記憶として潜在意識に取り込まれれば
次の機会にも、気軽に始めることができます。
心地いいことは、避けることなく
潜在意識はスムーズに実行させてくれます
苦労なく始めることさえできたら
あとは達成へフォーカスし
改善していけばいいのです。
達成しなかったことより
始めたことを
失敗したことより
チャレンジしたことを
自己承認してくださいね
それができれば
あなたの達成したい結果を
引き寄せるのもスムーズに!
そしてなんと、
部下や、家族をアクノレッジメントするのも
かなり、だいぶ、劇的に、楽になりますよ!
なほみ