人があなたの言うことを聞かない本当の理由

何か失敗した時

うまくいっていないとき

「なぜ?」

「なんで?」




という質問は



全く持って何の役にも立ちません!



解決策も改善策も産みません





「なぜ?」という質問には



「すみません」

「私が間違えました」

「私が愚かでした」

「私が失敗しました」



という

自分の愚かさを認識し

非を認める答えしか返せないのです



質問された側は

頭の中で自動的に

「なぜ」の答えを探します



頭の中で

「なぜなら愚かだからです」

「私が無能だからです」

という答えを見つけては



自分はダメだ、と自信を失い

パフォーマンスは下がります





うまくいっていないときの



「なぜ?」「なんで?」「どうして?」

という問いは



質問ではなく



相手を責めるための詰問だと

気付いてください







部下は詰問されて



思考は萎縮し

改善策や、解決策、など

アイデアがでるのとは逆の

脳波になってしまいます



あなたのチームは



うまくいかないスパイラルの渦に

乗ってしまうでしょう





誰だって責められたくはないですから

無意識に

上司を避けるかもしれません





職場だけではありません



妻や夫、こどもに



詰問していませんか?



「なんで忘れ物をするの?」

「なんで宿題をやらないの?」

「なんで使ったものを元の場所に戻さないの?」



「なんでできないの?」



「どうしてあなたはいつもそうなの?」





これらの質問は

どのような答えを返そうとも



何かを改善したり

やる気になったり

自信が付いたり

という





プラスの結果に


なることはありません





「なんで?」と

詰問するのは止めましょう





と言ったら、

もしかしてあなたは

こんなことを思うかもしれません





『じゃあどうしたらいいっていうの?!』



『上司として、家族として

そういうときは何をすればいいの?』







それです!

まさしく、それが答え!

 

詰問する代わりにするべきなのは



『どうしたらよかったと思う?』(過去)



『良くするために、何ができると思う?』(未来)





という、頭の中で自動的に

改善策に意識が向くような質問をすればいいのです





毎日頭の中で自動的に

「できない理由を探している」の

「できる方法を探している」のでは



おのずと結果は変わってきますよね!







さて、

もし、ここまでのお話で

あなたに少しでも思い当たる節があるとしたら





あなたは

あなた自身に詰問する癖があるはずです





「なんでうまくいかないんだ」


「どうしてこうなるんだ」
「なんで私はこうなんだ」



自分に怒っていることもあるかもしれませんが



毎日毎日、自分をげんなりさせて

落ち込ませないでください



無意識にパフォーマンスが下がり

今ある能力も100%発揮できなくなります



自分自身のことを

ダメ出ししないで



褒めて、認めて、

ぜひ、調子に乗らせてあげてください



ハングリーじゃなくても大丈夫!



あなたは自分に甘くしようが

自分にダメ出しを続けようが

サボるときはサボるし!(笑)

やるときはやります!(^^)v




褒めて大丈夫!

認めて大丈夫!



誰でも自信のあることの方が

よりがんばれるものなのです

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